ムラーノ島中央の時計塔【ARIA The NATURAL 第11話】
灯里達がムラーノ島にやってきてすぐのカット。時計塔の下のちょっとした広場は、憩いの場になっているようでした。
お次は、ヴェネツィアンガラスの産地、ムラーノ島です。
ムラーノ島にはいくつかヴァポレット乗り場がありますが、サン・ミケーレ島から1駅の「コロンナ」で降りるのが一般的でしょう。私もそこで降りて、島の中央やガラス美術館を巡りました。
ムラーノ島自体は、原作ではほとんど描かれておらず、アニメでも少し出てきたくらいなので、巡礼ポイントは少ないです。
灯里達がムラーノ島にやってきてすぐのカット。時計塔の下のちょっとした広場は、憩いの場になっているようでした。
ムラーノ島のガラス美術館は、色んな作品が展示されていてなかなか面白いのでオススメです。Venezia Unica City Passで申し込み可能で、入館はバウチャーを見せるだけです。
だいたいの美術館と同じく、フラッシュを焚かなければ写真撮影はOKとのこと。こちらはエントランスにあるオブジェ。モチーフがよくわからない(;´ω`)
壺や植物や昆虫など、大きなものから相当小さなものまで、色々なモチーフの作品が展示されている中、一番気になったのは最上階に設けられていた「海の生物」をモチーフにした作品の展示室でした。
これは、クマノミとハコフグですね。
その中でも特に気に入ったのが、ウミウシのガラス細工です。
昨年、あまんちゅ!に影響を受けてスキューバダイビングを始めていたので、海中で写真撮影の対象とすることが多いウミウシが相当リアルに作られていることにびっくりしました。
猛烈にこれと同じものが欲しくなって、数件お土産屋も見て回ったのですが、やはり美術館に展示されるほどの作品なので一般には売られていない模様。
Mauro Vianelloというガラスマイスターの作品らしく、島内に同じ名前のついた工房兼ショップがあったのでそこも見に行ってみたのですが、店員に聞いても「いやいや、それは置いてないわ~!」的なリアクションだったので、これは無理だなと諦めました( ´・ω・`)
調べてみたところ、伊豆や熊本のガラス工房でもウミウシのガラス細工を作ってるみたいなんですが、さすがにこのクオリティではないでしょうし、あまんちゅ!で知った世界に関連する作品をARIAの舞台で購入することができれば、最高の自分へのお土産になったと思うので、ちょっと残念。
あとひとつ、ガラス美術館でインパクトがでかかったのがこちら。
深海魚というかなんというか、ファンタジーに出てくる気味の悪い海棲生物って感じのこちらのオブジェ、なんと音を発します。それも、延々と精神が不安定になるような異様な音を。
あまりにインパクトが強かったので、動画撮影してしまいました。……これ、トイレからでも聞こえるのはさすがにやめてほしいんですけど(--;)