サン・ミケーレ島全体像【ARIA The NATURAL 第20話】
本島からの距離はそれほどありません。とは言え、サン・マルコ広場からは遠いので、灯里はよくゴンドラで送っていったなぁ。ちなみに、写真左奥に見えているのはムラーノ島です。
Ostaria Boccadoroで昼食をとった後は、店からほど近いフォンダメンテ・ヌォーヴェというヴァポレット乗り場へ向かい、そこから墓地の島であるサン・ミケーレ島に渡りました。
サン・ミケーレ島をはじめ、ムラーノ島やブラーノ島に渡る場合は、サン・マルコやリアルトなど本島の中央や南側に位置するヴァポレット乗り場から乗るより、本島の北側に位置するフォンダメンテ・ヌォーヴェまで徒歩で移動してそこから乗る方が圧倒的に早いです。
サン・ミケーレ島の外観は、フォンダメンテ・ヌォーヴェ付近から撮影することになります。
本島からの距離はそれほどありません。とは言え、サン・マルコ広場からは遠いので、灯里はよくゴンドラで送っていったなぁ。ちなみに、写真左奥に見えているのはムラーノ島です。
ネオ・ヴェネツィアではここが入口になっていますが、入口に見えるところには鉄柵がはまっていて入れません。ヴァポレット乗り場は島を左に回りこんだところにあります。
サン・ミケーレ島は、真ん中に大きな通りがあって、その周りに整然と墓地の区画が並んでいます。
やっぱりこういうのは似るものなのか、つくり的にも日本の霊園と同じ雰囲気を感じました。リアル墓地なので、静かに回りましょうね。
藍華が怪談の中で言っているように墓地が過密になったからなのか、あるいは最初からそういうコンセプトなのかはわかりませんが、壁も一面お墓になっています。
こちらはフォンダメンテ・ヌォーヴェから見える正面入口(っぽいところ)。鉄柵が入っていますね。
島の東側の区画はがらっと雰囲気が変わって、同じくらいの大きさのお墓が整然と並ぶのではなく、1つ1つ形状の異なる独特かつ大きなお墓が向きもバラバラに建てられています。
複数の人の名前が彫られていたり、けっこう古い西暦が刻まれていたりするので、貴族とか地位の高い人達のお墓なのかな?と思いましたが、お墓をあまりジロジロ見るのもどうかと思い、そこはあまり突っ込んでは観察しませんでした。
写真も極力遠慮したものの、気になったお墓を1枚だけ。
これも、お墓です。実は裏側には地下に降りる階段があって、見たところ何かの部屋があるようでした。もしかして遺体や遺骨が収められているんでしょうか……?
壁の曲がり角に建っています。入口はなかったと思うので、中に入れるわけではないっぽい?
それにしても、正直、夜にこの島に行くのは怖そうです。
ヴァポレット乗り場から一番近いCAMPOから。「Recinto Ⅰ Campo Q」という看板で場所を特定可能です。このコマはワイド撮影が必要かな。あと、お墓や看板の向きが90度変わってますね。
ヴァポレット乗り場の近くに島の地図があります。この地図だと、右側がフォンダメンテ・ヌォーヴェに面した側、左下がヴァポレット乗り場になります。
ヴァポレット乗り場の近くには教会があり、実はここに、ORIGINATION 第2話でアマランタさんが灯里を連れて行く「藤棚の回廊」と同じような場所がありました。
藤棚の回廊は、ちょうどこの日の午前中に「サン・フランチェスコ・デッラ・ヴィーニャ教会」で巡礼しているのですが、アーチの数や灯里達が出てくる扉の形状的には、サン・ミケーレ島で見つけたこの場所の方がモデルのようにも思えます。
ただしアーチのデザインはちょっと違うので、アニメでは両方を融合させたのか、ヴィーニャ教会をモデルにしてアーチを増やしたかのどちらかなのでしょう。