日本への帰国 [Day6 現地時間11:00~日本時間翌16:00]
ホテル・ダニエリをチェックアウトした後は、最後に時間いっぱいまで街を散策して、帰りの便の出発2~3時間前にヴェネツィア空港へ向かいました。
帰りのルートも行きと一緒で、ミュンヘン空港で乗り継ぎというルートでしたが、乗り継ぎ時間はたっぷり3時間。結果、ヴェネツィア空港を出発してからおよそ16~17時間後に、ようやく羽田空港へと帰り着きました。
ヴェネツィア空港への移動
ヴェネツィア本島から空港へ向かう手段は、その逆の手段とまったく同じです。
- ACTV社が運行する市バスで、ヴェネツィア本島入り口のローマ広場から向かう方法。
- Alilaguna社が運航するヴァポレット(水上バス)で、本島内にいくつか存在する所定のヴァポレット乗り場から向かう方法。
- モーターボート協同組合に所属する水上タクシーで、本島の任意の場所から向かう方法。
ヴェネツィアに到着した時は、早さを優先して水上タクシーを選択しましたが、帰りは余裕があるので、Alilaguna社のヴァポレットで空港へ向かうことにしていました。
なお、ヴェネツィア各所を巡っているヴァポレットはACTV社が運行していますが、空港とヴェネツィア本島を結ぶ航路については、Alilaguna社が運行しています。Alilaguna社のヴァポレットは、日本の空港バスみたいな位置づけですね。
Alilaguna社のヴァポレットは、通常のヴァポレット利用券では利用できません。Venezia Unica City Passで専用のチケットを予約できるため、Alilaguna社のチケットカウンターでバウチャーを見せて、乗船チケットに引き換える必要があります。
が! ここで注意点が。
Alilaguna社のチケットカウンター自体は、大きめのヴァポレット乗り場なら併設されているのですが、なぜか乗船チケットの引き換えができないカウンターがありました。具体的には、フォンダメンテ・ヌォーヴェのカウンターでは交換してくれず、リアルトへ行くように言われてしまいました。
また、通常のヴァポレット利用時は乗り場入口の読み取り機にカードをかざしてゲートを通りますが、Alilagunaのヴァポレット乗船時はその必要はなく、完全に手動での検札でした。
ヴェネツィア空港
ヴェネツィア到着時は暗くて良く見えなかった、ヴェネツィア空港のヴァポレット・水上タクシー乗り場。水上タクシーの数多いですね~
こちらはヴェネツィア空港内。
帰りの便も、ミュンヘン空港までは往路と同じ「エアドロミティ」という運行会社の飛行機でしたが、この会社も出発23時間前からオンラインチェックイン可能なため、前日にスマホから手続きを済ませていました。オンラインチェックイン後、スマホでPDFをダウンロードして表示すれば、航空券として利用可能です。
なお、ミュンヘンから羽田へのANA運行分も、同時にオンラインチェックインされます。
そういえば、ヴェネツィア空港で保安検査を受けた際、なぜか一回とめられて、白い粉末のかかった棒で荷物や服を少しはたかれたんだけど、あれはなんだったのか……
ミュンヘン空港での乗り継ぎ
往路では、初見の空港ということでかなり緊張していましたが、復路ではだいたい勝手がわかっているのと、乗り継ぎ時間が長いということで、気持ちに余裕を持って行動できたかと。
特に迷うこともなく、日本行きの便が出発するゲートまでたどり着き、その後は基本的に待ち合いスペースでだらだらしていました。
ミュンヘン空港内にはビールの醸造所があるということで、そこでビールを飲むというのもアリではあったんですが……万が一寝てしまったりして乗り過ごしたらシャレになりませんからね。そこは我慢しておきました。
羽田空港へのフライト
特筆すべき点は特にありませんが、帰りも隣の座席が空席だったのでとても快適に過ごせましたw
羽田空港到着
羽田空港へは、順調に定刻で到着しました。
最後に税関審査で「審査が必要なものは持ってませんよー」という署名をしたカードを提出しないといけないのを知らなかったので、ちょっと手間取りましたが、無事帰国。やはり日本に戻ってくるとホッとします。
というわけで、6泊8日のヴェネツィア聖地巡礼旅行はこれにて終了です。
長年の念願だったので、この旅のことを忘れることはないでしょう。機会があれば、また訪れてみたいものです。