ムラーノ島からブラーノ島へ [Day4 現地時間8:30~10:00]
フォンダメンテ・ヌォーヴェからはブラーノ島行きのヴァポレットが出ているのですが、ワケあってまずはムラーノ島行きに乗ることにしました。まぁ、そのワケというのは、トイレに行きたくなったってだけなんですけどね。
ですが、ムラーノ島にある公衆トイレに行こうとしたら、時間が早すぎて開いていないという緊急事態に。早朝から営業しているスーパーマーケットを見つけて、そこにトイレがあったからなんとか事なきを得たものの、ちょっと焦りました(;´д`)
でも、後でわかったことなんですが、ブラーノ島行きのヴァポレットにはちゃんとトイレついてました……そりゃ、それなりに時間がかかる航路なんだからついてて当たり前か。
ブラーノ島へのヴァポレット
ムラーノ島では、コロンナ(Colonna)というヴァポレット乗り場で降りて、ファーロ(Faro)という別の乗り場からブラーノ島行きに乗り換えました。
ただ、ファーロで次の便を待っていたところ、スマホをいじっている間に船が出てしまって、30分に1本のブラーノ島行きを1度乗り過ごしてしまいました。我がことながら何やってんでしょうかねぇ。
ブラーノ島へ向かう観光客はけっこう多く、席が埋まっていたためずっと外で景色を眺めていました。
海へ出ると、番号のついた杭(ブリコラ)が並んでいて、ブラーノ島への航路を示しています。すべてのブリコラに電灯がつけられているので、夜は真っ暗な海に光の道標が浮かび上がるわけですね。
なお、場所によってはブリコラに7kmとか20kmとかの速度制限表示がついていたりします。
航路の途中には、廃墟になった島がちょいちょいあるんですよね。建物跡が見受けられるわりにえらく小さい島があるのは、もしかしてアクア・アルタで沈みかけてるんでしょうか……
マッツォルボ島・トルチェッロ島
ムラーノ島を出発してから約20分ほどで、船はマッツォルボ島の運河に入ります。この島にもヴァポレット乗り場がありますが、島自体が観光対象ではないのか、あまり人は降りませんでした。
でも、河岸にはなんだか妙に目立つフクロウの像が……w
マッツォルボ島を出ると、すぐにブラーノ島の1つ手前のトルチェッロ島に到着します。ここでけっこう乗客が降りたので、たぶん、ここを見てからブラーノ島に行く算段なのでしょう。
一瞬私も降りようかな?と思ったものの、次の便まで時間があることからやめておきました。