AQUA & ARIA 聖地巡礼記2016

ドゥカーレ宮殿 [Day2 現地時間10:00~11:30]

鐘楼の次はドゥカーレ宮殿へ。開館時はツアー客で入場列ができていたのが、ちょうどはけて列がなくなっていたので、すぐに入ることができてラッキーでした。
入館は河岸側の正面入口からで、Venezia Unica City Passのバウチャーを見せて確認してもらうだけです。

ドゥカーレ宮殿1階

中に入ると、写真のように中庭があり、向かって右側にトイレ・クローク・上の階への階段があります。
トイレに係員がいて入場整理してるのは、日本の感覚ではちょっとなじめませんでした……

展示は2階~4階で、大きめの鞄は上に行く前にクロークに預けないといけないようです。鞄自体は持ってる人もいたので大きさの問題? 私は持ってた小さめのボストンバックを預けたんですが、あれなら預けなくても良かったのかもな~。とりあえず上がろうとしてみて、階段前にいる係員に止められたら預ければ良いかと。
また、カメラはフラッシュがNGなだけで持ち込みはOK。なのに、表記を見誤ってカメラNGと思い込み、鞄と一緒にクロークに預けてしまい……そのため、ドゥカーレ宮殿内の写真撮影はほとんどスマホになってしまいました( ´・ω・`)

聖地巡礼@ドゥカーレ宮殿

実は、宮殿内部にはほとんど聖地巡礼ポイントがありません。
通常の観光としては、荘厳な天井画や数多ある絵画、ヴェネツィア最盛期の武器の展示など、色々見るところはあるんですけどね。

鐘楼が見える窓【コミックス7巻 38ページ】

原作エピソード「停電」の扉絵。展示の順路を辿っていくと、途中の部屋にこの構図になる窓があります。確か4階だったかな? 下の窓も閉めたかったけど、動かせませんでした。


絵画と天井画

宮殿内部の各部屋は、これでもかというほど大量の絵画・天井画にあふれています。

特に、大広間の天井画はその豪勢さに息を呑むほど。よくこんなの作ったな。

武具展示室

中世の武器・防具が展示されている部屋もありました。いかにも中世といった感じの甲冑もあれば、ガトリングガンみたいなものまで。

溜息橋と牢獄

順路を辿っていくと、途中で溜息橋を渡って、水路を挟んだ向こう側にある牢獄跡へ向かうことになります。溜息橋からは外が覗けるのですが、狭い上にけっこう人が滞留してて、あまりゆっくりとは覗いていられません。

牢獄内部は分岐が多く迷路のようで、どれが正しい順路かわからなくなって、気づけば逆走していたりしました……

ドゥカーレ宮殿からサン・マルコ広場へ

溜息橋は往路と復路があり、順路に沿って進むと再びドゥカーレ宮殿側に戻ってくることになります。
戻ってきたらあとは黙々と進むだけなんですが、宮殿自体がかなり広いので、気づけば1時間半くらいをここの観光に費やしていました。一般の観光客が立ち止まる絵画や天井画はそんなにじっくり見てなかったんですけどね~。
そして、最後はサン・マルコ広場側の出口から退館します。出口の先が鐘楼ですね。